「*** PC 覚え書 ***」  

■Acronis社の「True Image 9.0」(バックアップソフト)での復元方法 (私の覚え書) 蝶々アニメ

以下、「True Image 9.0」で作成されたバックアップアーカイブを用いて、システムドライブ
(WindowsXPのインストールされたパーティション)を復元する方法です。

今回は、システムドライブの復元ということで、CDからの起動し作業を進める。
そのため、「True Image ブータブル メディア」(起動用CD)を予め作成しておく。
  ※Windows上で「True Image 9.0」を起動すると「ツール」→「ブータブル メディアの作成」で
   起動用CDを作っておく。(「Acronis TrueImage 9.0 起動用CD」)
  
完全バックアップアーカイブを1個のファイルとして作成された場合と
4.7GBで分割した複数個のファイルとして作成された場合とでは、若干復元の手順が変わります。


Acronis社の「True Image 9.0」の詳細は 
http://www.proton.co.jp/products/acronis-trueimage-9/



■Intel P965チップ搭載マザーボードの場合

Acronis TrueImage9.0 起動用CD』から作業される場合、DVDドライブ からのファイルの読み込みが出来ない仕様になりました。
  (JMicron JMB361 チップでのブリッジ仕様のため)

「Acronis TrueImage9.0」の場合、『起動用CD』を用いて復元作業をされる場合、
以下の2つの条件をクリアすることで、復元作業を行えます。
 
  1.バックアップアーカイブ(ファイル)はHDDの復元するドライブ以外の
   ドライブに置いておく。

  
  2.『Acronis TrueImage9.0 起動用CD』からの起動の途中で
   「読み込みプログラム選択」画面
    →『Acronis TrueImage(safe version)』
    での作業を選択。

   
  上記の条件下で復元作業を行えます。(以降の作業は、同じ手順です。)
  しかし、『Acronis TrueImage(safe version)』での作業の場合、作業時間がかなり長くなります。
  『Acronis TrueImage(fullversion)』での15分前後の作業時間が、1時間半ぐらいと6倍ぐらいかかってしまいます。
  とは言え、忠実に復元してくれます。

  #やっぱり、便利です。

※作業途中の
  『「■10.「パーティションの復元場所」 画面』が現れるまで10〜15分程度時間がかかります。
  気長におまちくださいませ。




■1.「読み込みプログラム選択」 画面

 →PCの起動スイッチを押し、
    すぐにDVDドライブに「起動用CD」をセット。

 →しばらくすると、
    「読み込みプログラム選択画面」が表示される。

  →『Acronis TrueImage(fullversion)』
    を押します。


■Intel P965チップ搭載マザーボードの場合

 
→『Acronis TrueImage(safe version)』


 しばらくすると、
  ■4.「True Image 9.0 操作選択メニュー」 画面

  に切替わります。

  以降の作業手順は、同じです。
 
# 画面の切替わりに時間がかかる箇所もありますが、気長に待つべし。
読み込みプログラム選択画面


■2.「プログラム読み込み中」 画面-1


  →しばらく、じ〜っと、待つ。
プログラム読み込み中-1


■3.「ドライバ読み込み中」 画面-2


  →しばらく、じ〜っと、待つ。
ドライバ読み込み中

bbb
■4.「True Image 9.0 操作選択メニュー」 画面

 この時点で、「起動用CD」メディアからの読み込みは完了。
  
 ここで、DVDドライブから 「起動用CD」メディアから取出してもOK!

  ここで、バックアップアーカイブを1個のファイルとして作成した場合と分割した複数個のファイルを作成し、DVDメディアに焼いてあるバックアップアーカイブを使う場合とで作業が少し異なります。

◆1個のファイルとして作成した場合
  『復元』の項目を押す。

  →『復元』の項目を押す。

  ※複数個のファイルをHDD上に置いてある場合も、
  →『復元』の項目を押す。
 
◆複数個のファイルを作成した場合
  DVDドライブから「起動用CD」を取出し、
  複数個のファイルの最後に作成されたファイルの
  DVDメディアをDVDドライブに入れてください。
  (DVDドライブのLEDの点滅が終わるまで待つ)
 ※私の場合は「DVD-3」のメディアをセット。

  →『復元』の項目を押す。

起動メニュー


■5.「『データの復元ウィザードへようこそ』」 の画面
    

 →『次へ』を押す。
データの復元ウィザードへようこそ

■6.「アーカイブの選択」 画面

◆1個のファイルとして作成した場合
  画面左側のフォルダーツリーより作成した
 バックアップアーカイブファイルを選択する。


  ※複数個のファイルをHDD上に置いてある場合も、
   最後に作成されたファイルを選択する。

 
◆複数個のファイルを作成した場合
  CDドライブの中の最後に作成された ファイルを選択する。



 下記のようにアーカイブファイルの情報が表示される。

  ■6-1.「アーカイブの選択」確認 画面 を参照
「アーカイブの選択」 画面


■6-1.「アーカイブの選択」確認 画面

◆1個のファイルとして作成した場合
  画面左側のフォルダーツリーより作成した
 バックアップアーカイブファイルを選択する。
 アーカイブファイルの情報を確認後、

 →『次へ』を押す。

  ※複数個のファイルをHDD上に置いてある場合も、
   最後に作成されたファイルを選択する。
   アーカイブファイルの情報を確認後、
 →『次へ』を押す。
 
◆複数個のファイルを作成した場合
 CDドライブの中の最後に作成された
 ファイルを選択する。
 アーカイブファイルの情報を確認後、

 →『次へ』を押す。

.「アーカイブの選択」確認 画面


■7.「復元の種類の選択」 画面 


  『ディスクまたはパーティションの復元』をチェック。

 →『次へ』を押す。



   ※この画面に変わるまで少し時間がかかる事があります。
「復元の種類の選択」 画面 


■8.「復元するパーティションまたはディスク」の選択 画面

 今回、私の場合は、「NTFS(C:)」にチェック。

 →『次へ』を押す。


 ※項目一覧に「マスタ ブート レコード(MBR)」がある場合
   があります。(「True Image 10」ではあります。)
   基本的には、
“チェックなし”でOK!です。
「復元するパーティションまたはディスク」の選択


■9.「復元するパーティションのサイズ変更」 画面 


 今回、私の場合は、
   「・・・変更しません」にチェック。


 →『次へ』を押す。
復元するパーティションのサイズ変更


■10.「パーティションの復元場所」 画面


 今回、私の場合は、
  「NTFS(C:)」にチェック。


 →『次へ』を押す。



 
パーティションの復元場所


■11.「復元するパーティションの種類」 画面

 システムパーティションを復元する場合は
 「アクティブ」にチェック。
 ※マルチブートの場合は、適宜選択する。

 →『次へ』を押す。
復元するパーティションの種類



■12.「復元するパーティションのサイズ」 画面


 今回、私の場合は、変更せず

 →『次へ』を押す。
復元するパーティションのサイズ


■13.「理論ドライブ文字」 画面


 今回、私の場合は、
  「・・・割り当ては行いません」にチェック。



 →『次へ』を押す。
理論ドライブ文字


■14.「構成のチェック」 画面


 私の場合は、
  「復元後にファイルシステムをチェックする」にチェック。



 →『次へ』を押す。
構成のチェック


■15.「別の領域の選択」 画面


 私の場合は、
  「・・・復元しません」にチェック。



 →『次へ』を押す。
別の領域の選択


■16.「復元作業の最終確認」 画面

  確認後、

 →『実行』を押す。


1個のファイルとして作成した場合
■18.「復元作業の進捗状況」 画面 へお進む。

復元作業の最終確認


※分割した複数個のファイルを復元した場合 に表示されます。

■17.「DVDメディアの入替え指示」 画面



  私の場合「DVD-1」のメディアをドライブにセットして、
 (DVDドライブのLEDの点滅が終わるまで待つ)

 →『再実行』を押す。

  以降、2枚目、3枚目のメディアの交換を要求されます。
  指示に従って作業を進める。

DVDメディアの入替え指示

aaa
■18.「復元作業の進捗状況」 画面


  →しばらく、じ〜っと、待つ。

◆1個のファイルとして作成した場合(HDDに格納)
  バックアップアーカイブのサイズが約10GBで、
  10分ぐらいです。


◆複数個のファイルを作成した場合(DVDメディア)
  バックアップアーカイブのサイズが約10GB
  (4.7GBのメディア3枚分)で1時間弱くらいです。


※HDDのシステムパーティション以外に
  余裕があるようでしたらHDD上にバックアップファイルを置いておくと本当に作業時間が随分短縮できます。
 

復元作業の進捗状況


■19.「復元作業の完了」 画面

 「ふぅ〜、終わった!」と、ちょっと安堵しながら

 →『OK』を押す。
復元作業の完了


■20.「True Image 9.0 操作選択メニュー」 画面

 『■4.「True Image 9.0 操作選択メニュー」 画面』に戻る。

 DVDドライブにメディアが入っている場合は取出して、


  →画面右上の『×』を押す。


  自動的に再起動します。

  Windowsが無事に起動したことを確認。

  システムの復元作業完了!

       \(^o^))/…\((^0^)/ワーイ

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